彫美連続講座「終戦80年を迎えて〜 戦時下の日本彫刻」/本郷新記念札幌彫刻美術館
お知らせ
2025-05-06
今年は終戦80年にあたりますが、これを機会に、戦時下の彫刻について改めて見直す講座を企画しました。
ぜひ学芸員の皆様にもお聴きいただきたく、ご案内いたします。
講師は、平瀬礼太さんです。この分野の研究を長年つづけ、いくつもの著書があり、現在は愛知県美術館の館長をさせていらっしゃいます。
戦時下の日本の彫刻は、厳しい規制のなかで、これまであまり見るべきものはないと思われていました。
しかし、実は、戦意向上を図った展覧会や、戦勝記念碑の建立などが、盛んに行われていた時期でもあるのです。
そうしたなかで、本郷新をはじめとした多く彫刻家たちが、密かに思いを込めながら、自らの信念を貫いた作例も見られます。
また、戦後になって、いかに戦争のイメージが平和のシンボルの姿にすり替えられていったかも、興味がそそられるところです。
当日、ご都合が悪くても、あるいは遠方の方でも、録画オンライン配信もありますので、ご利用ください。
有料の講座で、事前申し込みが必要です。
詳しくはホームページをご覧ください。
なお、いつもとちがい18:30開演ですのでお間違いなく。場所はいつものSCARTSコートです。